日帰り白内障手術
- 当院では、白内障手術を日帰りにて行っております。
- 普段の生活のリズムを崩すことなく、術後もご自宅で過ごせます。
- 家を留守にせず、仕事などのスケジュール調整も可能です。
当院の白内障手術
負担の少ない安全な手術をめざします。
- 局所麻酔の点眼麻酔(めぐすりによる麻酔で、目の中だけの痛みをとります)を使用し、できるだけ痛みを軽減します。
- 短い手術時間
患者さまに負担がかからないようできるだけ短い時間での手術をめざしております。
もちろん、一番大切なことは安全性です。患者さまごとに白内障の進行具合も異なりますので、手術方法も患者さまに合わせて最善な手法をとり正確で安全な手術を行います。 - 小切開手術
手術後の早期回復のため、また、感染症を起こさないようにできる限り小切開(小さな傷)にての手術を行います
白内障手術
- 濁った水晶体を超音波で砕いて取り出す・超音波水晶体乳化吸引術を行い、人工のレンズを挿入する・眼内レンズ挿入術を同時に行います。
- 局所麻酔(めぐすりによる麻酔で、目の中だけの痛みをとります)にて、痛みを軽減したのち、黒目と白目の間を切開し小さい創口(出入り口)を作ります。そこから超音波で振動する吸引管を挿入し、超音波によって濁った水晶体を細かく砕きながら吸引し取り除きます。残った水晶体嚢(水晶体をつつむ袋)という薄い膜の中に眼内レンズを挿入します。
- 眼内レンズの大きさは6ミリほどありますが、特殊なインジェクターと呼ばれる筒のような道具を用いてレンズを丸めて小さくして目の中に入れるため、より小さな創口から眼内レンズを挿入することができます。その後、目の中でレンズを広げ固定します。
白内障手術の流れ
眼内レンズの種類
- 水晶体の代わりに入れる眼内レンズでは、ピントを調節することができません。このため一般的な単焦点眼内レンズを使用する場合には、患者さまの生活スタイルに合わせて、ピントの距離を遠くにするのか、近くにするのか、選択する必要があります。
- また、遠くと近くの2つの焦点を持った多焦点眼内レンズもありますので、くわしくはご相談ください。
単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズのメリット・デメリット
単焦点眼内レンズ | レンズ多焦点眼内レンズ | |
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メリット | ピントが合ったところがくっきり見える | 見える範囲が広い メガネへの依存度を減らすことができる |
デメリット | ピントを合わせたところ以外はメガネが必要 | 保険診療以外の費用がかかる 鮮明さに劣ることがある 夜間にハロー・グレアといわれる光のにじみを感じる場合がある |